転勤族で自宅を持っていなかった。退職を決意し、まずはアパート暮らしを考えたが、独身であること、および住みたいと思うところに連帯保証人となる人がおらず、かつ、退職した地域と居住予定地が離れていたため、円滑な手続きができず退職時までにアパートが決まらなかった(現在の住居地は、東日本大震災の被災地で被災者は仮設住宅に住んでいる状態であった)。1ヶ月間1時間ほど離れたところに間借りし、アパートから宇都宮の一戸建ての中古住宅に変えて居住地を確保した。
アパートから一戸建てに変更し、手持ち資金が大きく減った。アパートの契約を考えていたときに、生前契約を結んでいたので簡単に連帯保証人を確保できると考えていた。しかし、連帯保証人になるには家賃の3ヶ月分(ここは事前に予想済み)に加え、警備会社による巡回契約を条件にされて想定した月支出を上回るため断念した。
しかし、居住地を確保しても、維持管理が必要であり(賃貸と中古住宅の比較に維持管理費なし)、警備会社による巡回契約をした方が結果的に安かったかもしれないと悔やんでいます。大震災と事象は有ったにしろ、あらかじめ居住地を確保の上、退職すべきだったと反省しています。退職前に、不動産会社へ感触も事前に聞いていたのですが、極端にアパートが不足していました。
住みたい土地を探す。賃貸住宅と一戸建て住宅を比較する際は、一戸建て住宅には維持管理費が含まれているか確認し、ない場合は維持管理を考慮した比較としてください。価格以外の長所もありますので、じっくり考えて専門家に相談しながら進めてはいかがでしょうか。